2014 02,18 07:40 |
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海の学校では、数年間かけて基礎からみっちりと勉強して行き、実習船で理論から実践に、更に学校内での定期試験をクリアした者が、卒業時に筆記試験が免除となり、口述試験に合格して免状を持ち就職していきます。
海の学校を出ていない場合、実務は職場で覚え、理論は後からになるのですが、試験向けの基礎からの座学勉強はどうすればよいでしょう。 マリンテクノや、海技大学校が実施している”海技士試験向け集中講座”で勉強する・・という手段もありますが、数週間~ンヶ月という長期にわたるため仕事との兼ね合いは難しそうです。 なにしろ、大人になってからそんなに座り続けられない。。 だからといって、海技試験の筆記試験勉強は、教科書をイチから十まで読み込んで、機械の構造、理論、物理を十分に理解するためにやみくもに読み込むだけでは、かなり遠い道のりになるかもしれません。 出題範囲も広いですから。 PR |
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2014 02,18 07:43 |
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2014 02,20 08:01 |
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さて参考書のハナシを・・
普段の生活であまり手にする事のない海事系の書籍. 船関連の参考書を出版しているのは、大きく2社。 成山堂書店と海文堂書店。 参考書。何気に沢山あります。 まず、成山堂書店さんから。 その中でも、3級海技士(機関)受験に必須と思われるのが・・ 最近3ヵ年シリーズ 3級海技士(機関)800題 (問題と回答) 1~3級、航海版もあり 1年に1度、大体、夏から秋くらいにかけて、その年の年度版として刊行されます。 直近3年分の過去問を、機の1、機の2など科目ごとに分け、 出題された様式のままに、 年代が古い順番から回答と解説を付けて編集してあります。 手元にあるのは、H19年7月~H22年4月に出された問題をまとめた、平成23年度以降版。 カバーデザインが大きく変更されました。 刊行に少しタイムラグがあり、この本だけでは出題傾向が探れない事になります。 他には、 昔あった定期速報版 年4回の海技試験で出た問題と、回答例を試験ごとに刊行。 A4の紙に使って試験問題を印刷したものを綴じた様な冊子で、 1680円するので、買った事無いです・・ あれ、検索したら25年版以降が無い・・どうしたんだろう? |
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2014 02,22 07:27 |
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海文堂書店さんからは、
海技士3E徹底攻略問題集 10年分くらいの海技士(機関)の過去問を、機の1、機の2と分けるだけでなく、更に機械装置(例えば、クランク装置、ポンプ、ボイラ、プロペラ、モーター等)、構造、特性等の項目別に分けてあります。 問題には出題された年月が記してあります。 成山堂の本とはつくりが対照的ですが、これはこれで重要な本。 難点は、たまに回答例、計算問題回答に間違いがある事・・ なんぼ計算しても合わない事が以前有りましたので、お気をつけを。 逆に計算間違いに気がつく位やり込めば、試験勉強は大丈夫です! 2015年に刷新されたようです。内容未確認・・ |
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2014 02,23 07:15 |
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海技士の筆記試験の勉強方法は?
誰にも、通じるやり方では無いので予め。 とりあえず、4級機関、3級内機関、共に1ヶ月のみを集中して机に向かいました。 それ以前は、勉強なし。本も開きません。 事前準備として、問題集と、ここ一年の試験の過去門を入手すること。 海の学校を出ている同僚に頼み込んで、学校経由で入手してもよし。 海文堂か成山堂書店かどちらかが、友の会に入ると過去問を送ってくれるサービスもあったのですが、現在はあるかどうか・・・・ 運輸局に問い合わせたしたら、もしかしたら入手できるかもしれません。 さて、試験日の1ヶ月くらい前。 受験申請して、それからようやく机に座って深呼吸して本を開きました。 前回も紹介した、海文堂さんの 海技士3E徹底攻略問題集 です。 この本の中から、過去1年に出た問題をチェックします。 問題に大きなバツ印を付けても良いでしょう。 直近に出た問題は、再び出る可能性は少・・ と先輩方は口々に言いますので・・ その問題は、軽く読み流すだけにします。 一応、読むだけは読みましょう。出ることもありますので。 |
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