2013 09,07 18:37 |
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昔の船には専任通信士が必ず乗船していました。
通信士にも、3級~1級海技士(通信)というのもあります。 昔は、大きな無線機とアンテナで、ガーガーピーピー騒ぐスピーカーの前で、電鍵でトンツーを打つモールスが主な海上通信で、モールス符号を打つのも、受信するのも特殊な技術が必要でした。 GPSが身近に使われる現代では、衛星携帯電話も発達し、その他の通信機器、救難信号装置も小型化、取り扱いが簡単になった事もあり、専門の技師を置く事を法で求めなくなりました。 新しい遭難・安全通信システムであるGMDSSについて・・ 保安庁のサイトリンク↓ GMDSSについて - 海上保安庁 現在では、航海士が通信士を兼務します。 海技士(航海)の資格を持つものが、日本無線協会実施の第3~1級海上無線通信士の免許を取得し、無線従事者認定講習を修了すると、筆記、口述試験免除で海技士(通信)の免状が交付されます。 勿論、単独で取得する事も出来ます。 1年以上船舶に乗り込み、海上無線通信士の試験に合格し、海技士(通信)の試験に合格後、無線従事者認定講習を受講すると免状を得る事が出来ます。 試験問題は、受験者が少ないため書店でも扱っていないので、受験対策に苦慮するようですが、受験地の試験課に問い合わせると過去問を送ってくれる事もあるそうです。 また、 ”当直限定”という、航海士が機関を当直する(逆もあり)為の資格もありますが、ここでは省略します。 PR |
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