2025 02,23 19:09 |
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先日、横須賀市の海上災害防止センターでSTCW基本訓練講習を受講してきました。
STCW講習とは、STCW条約に基づく基本訓練の講習会で、全ての船員が生存技術や防火・消火の知識を習得する目的で行われます。
国際的には、以前より訓練の義務は存在していたようですが、2022年ごろから国内の講習日程、設備が整い、自分の周りでも盛んになってきました。
・・・内航船への適用に当たっては、訓練機関での実地訓練の受講者の集中を避けるため、 経過措置として、各船員の2022年3月1日に保有の船員手帳の有効期間の満了日に応じて、基本訓練修了証及び技能証明書の発給期限を定めています・・・
改めて確認しましたら、どうやら、施設が混み合うのを避けるため、とりあえず2022年3月以降の手帳更新者から順次受講義務がありますよ~って感じで本格的に始まったようです。 全ての船員が対象の様ですが、内航船の場合、以下の船員が対象と国交省は解釈しています。
・近海区域及び沿海区域(限定沿海区域を除く)20トン以上の船員
・海技免状を有する船員
・航海当直部員の資格を有する船員
・危険物等取扱責任者の資格を有する船員
講習の主たる内容は、
個々の生存技術(生存訓練)及び防火及び消火(消火訓練)で、5年に一度受ける義務があります。
日程は1日半でした。実施施設によっては1日に詰めるところもある様です。
実地訓練実施機関(pdf) まず、受講申し込みです。
自分の場合、会社側から受講対象者が各年度別で分けられた一覧表が作成され、直近の乗組員は自分の配乗とすり合わせ、都合のいい日程を会社に申告→会社が手配という流れでした。
受講費、交通費、宿泊代は会社持ち。食事代は無し。
原則、横須賀の海上災害防止センターで受けなさいとのお達しですが、遠方地から来ている者も少なくないので、それ以外の施設で参加する者も出てくるかと・・
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