2014 12,27 04:27 |
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●では、次の問題にいきます。
●始動前に、主機を、ターニングしますよね。ターニング。
では、ターニングをする、意味は? △・・・潤滑油を各部に行き渡らせ・・、又・・、暖機時の熱応力を分散し・・・、回転の不具合がないか確認します・・。
●・・・では、ターニング中は何を見るか、
△電流計です。
●始動前と、フィニッシュした後にエアランするよね。ではエアランする意味は?
△始動前は、ライナの・・割れ等で・・冷却水などの液体がシリンダ内に入っていないか、又、摺動部に異常が無く、滑らかに回転するかを見ます。
停止後はシリンダ内のガスを排出します。
●冷却水・・、確かにそうですね。だけどそれ以外にシリンダ内に漏れ出る可能性のある液体は何がありますか?
△え~、××です。 ●ん~?ちょっとそれは、可能性としてはあるけども、もっと他のもの。
△(ち、違う!?)は、い。燃料弁冷却油方式では冷却油××です
●ぇえ~?!そんなの使っているかい今時。それもあるけど、一番肝心なもの。
△(ムムム)燃料です。 ●じゃぁ、エアランするときに、シリンダ内に燃料が漏れ出しているとどうなるか?
△(う~、経験無い・・・)エアラン時に、インジケーター管から噴出?します?
●何が出る?
?!△××です。
●ん~?それかな~?
△(うぅ、では)では、××です。
●そうだ、××が噴出す。その時に、シリンダ内を保護する為に、何が作動する?
△・え~・・・。あ、安全弁が、開きます。
●はい、それでは、ヘッドカバ周辺で水と燃料の硫黄分が反応するとどうなる?
△化学反応で硫酸がつくられ、腐食を招きます
●そう!
試験官は、再び沈黙に戻られた。ふぅ~。
口述試験の進行内容がWebや本で伺え知る機会は非常に少ないので、問題数10問で、一つの設問で、”一つだけの回答”かと何も知らないと考えてしまいがちだが、実際ははそうではない。
ひとつの問題から関連づけて、続けて質問が来る。
そのことは先輩方から聞かされてきたけど、皆さん試験中の詳しい流れまでは過去の事なので覚えてはおらず、ここまで芋づる式に質問が来るとは思わなかった・・・
学校によっては集団口述で、10問は出るが、1問に付き回答はひとこと程度で済んだ先輩の話しも聞くので、一概には言えない。
んでも、主の問題1問のみ、の回答方式だったら、それが解らなかったらオシマイだが、こうして会話を進めていく芋づる形式の質問だったら、一部解らなくても、他の回答でカバー出来たり、会話の中でそのうち回答を導き出せたりするので、受験者にとっても面倒だが有利かも。
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