2013 09,03 04:34 |
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同じように、機関海技士にも取り扱うエンジンの大きさによって区分があります。
区分上一番大きいのが、 6000kw以上(飛鳥Ⅱ37800kw おがさわら丸19858kw) 6000kw未満(かめりあ丸 5292kw) 3000kw未満(高松と岡山県宇野港をむすぶ第八十二玉高丸 1912kw) 1500kw未満 750kwと続きます。 機関の部門でも、航行区域と機関の大きさで、要求される海技士(機関)免状が決まります。 照らし合わせた結果はおよそ航海と同じ級別になります。 例えば飛鳥Ⅱは・・・ 機関長 ・・1級海技士(機関) 一等航海士・・2級海技士(機関) 二等航海士・・3級海技士(機関) 三等航海士・・3級海技士(機関) キロワット:kwとは、エンジンのチカラ・仕事量をあらわす数値で、過去には××馬力(ps)と表されて来た数値です。 1馬力×0.735がkwになります。 PR |
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2013 09,05 04:35 |
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2013 09,07 18:37 |
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昔の船には専任通信士が必ず乗船していました。
通信士にも、3級~1級海技士(通信)というのもあります。 昔は、大きな無線機とアンテナで、ガーガーピーピー騒ぐスピーカーの前で、電鍵でトンツーを打つモールスが主な海上通信で、モールス符号を打つのも、受信するのも特殊な技術が必要でした。 GPSが身近に使われる現代では、衛星携帯電話も発達し、その他の通信機器、救難信号装置も小型化、取り扱いが簡単になった事もあり、専門の技師を置く事を法で求めなくなりました。 新しい遭難・安全通信システムであるGMDSSについて・・ 保安庁のサイトリンク↓ GMDSSについて - 海上保安庁 現在では、航海士が通信士を兼務します。 海技士(航海)の資格を持つものが、日本無線協会実施の第3~1級海上無線通信士の免許を取得し、無線従事者認定講習を修了すると、筆記、口述試験免除で海技士(通信)の免状が交付されます。 勿論、単独で取得する事も出来ます。 1年以上船舶に乗り込み、海上無線通信士の試験に合格し、海技士(通信)の試験に合格後、無線従事者認定講習を受講すると免状を得る事が出来ます。 試験問題は、受験者が少ないため書店でも扱っていないので、受験対策に苦慮するようですが、受験地の試験課に問い合わせると過去問を送ってくれる事もあるそうです。 また、 ”当直限定”という、航海士が機関を当直する(逆もあり)為の資格もありますが、ここでは省略します。 |
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2013 09,08 00:15 |
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2013 09,09 00:00 |
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今現在、3E筆記試験と口述試験は通過しております。
口述合格=総合合格となり、合格日から1年以内に免許申請をしないと、合格が無効になります。 履歴のハードルは、口述受験の時に飛び越えたのですが、 専門の学校を出ていないものにはハードルがもう一つあります。 一定の法定講習を受講しないと免状がいただけません。 但し合格日から1年以内に終わらせておく必要があります。 講習ですから、黙って座って聞くだけでよいです、その点は気は楽ですが日程が長い・・・。 受講には、免許も経歴も必要ないので、試験よりも受講を先に済ましても可です。 6級~4級海技士試験の筆記、口述試験合格以外に必要な過程として・・ ●英語講習 ●消火講習 ●救命講習が必要になります。 3級を取得するには、更に上級英語講習が必要になります。 何処で受講できるか簡単に記します。 船員で組合員の方なら、船にある組合誌”海員”。 または、このようなポスターを目にする事もあると思います。 海技免状取得の為の事前勉強講習や、消火救命機関英語等の取得時講習、また、一般の陸上でも活用できる資格を取る為の講習会を、 JSSとSECOJという2つの団体が船員に対して無料で実施してくれます。 ちなみに、 JSSとSECOJは似たような事をやっているのですが、 ・・別の団体です。 パソコンでなんでも買い物ができて、携帯電話で先物取引出来るこの時代に・・ 大変解りにくい仕組です。 お互いのポスターに共通で講習日程は記してあるのですが、申込先が違ったりします。 講習申込方法も、 JSS・・・ JSSに直接申し込み SECOJ・・・受講先の学校に申し込み と、違いがあります。 一番大きな特徴は、 JSSは、組合員であれば講習代+往復交通費が出る! SECOJは、講習代金のみの補助。 ということ。 有ると無いとでは結構やる気も違う! 組合外の方でも、代金を払う事により受講可能です。 今回の私は、3級の免状を申請する為には、 機関英語講習(2日間) 上級機関英語講習(7日間) 消火講習 (1日間) 救命講習 (2日間) の講習を修了しなければなりません。 その為、 9月10日と11日 SECOJ主催の機関英語講習 12日~18日 JSS 主催の上級機関英語講習 を連続受講するように申し込みました。 (本当は9月7日からは消火、救命講習があり、そちらも受講すれば一気に修了できたのですが、乗船の関係で分割取得に・・) SECOJ講習とJSS日程を混ぜて受講した場合、JSSに往復交通費を請求できて、お得に受講できます。 ただ、JSSもSECOJも内容が大変解りにくいサイトで、受講者が使い易いように出来ていないのが現状。 問い合わせも電話のみ。 しかし、聞けばとても丁寧に教えてくれます。 日程の確認、申込のコツは、消火救命編に書きます。 引き続き、JSSへ英語講習を申込編です。 下船して帰宅した際の事。 4月に申し込んで、何の音沙汰なしで、9月2日に締切った上級英語講習の参加決定通知が届いていました。 コピー用紙で4部。 ↑あんまり役に立たないだろうけど、通知が来るのが実施月だから心配になる人もいるかと思って載せてみました。 こんなのをUPする時間を割くヒトは、立派な船員にはなれません。 10、11日参加予定のSECOJ主催機関英語講習の参加のお知らせは、ハガキがくるらしいけど、来ていなかったなぁ。 |
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