2019 10,16 15:00 |
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手帳の更新が終わったら、次の月に私を待っていたのが・・
年に一度の健康診断! 船員であれば、一年に一度、健康診断にいかねばなりません。 健康診断は前回受けた日から一年間有効で、次に乗る時に切れていたら船に乗れません。 有効期間を切らさないように、休暇中に前もって健康診断を受ける必要があります。 普通の企業だったら、バスが来て、皆が就業の合間に、とか、午前中みんなで健康診断して昼から仕事などのパターンがありますが、船員の場合、入社時期がばらばらなので人によって健康診断を受ける時期が違います。 また、受けた日から一年というのが厄介で、自分の受診した日と下船日の兼ね合いで、少しづつ有効日付が前倒しになっていき、ちょっと勿体無い気が・・・ 一昨年は9月に受けて、去年は8月、今年は7月・・という風にです。 ま、費用は会社負担なので、月日の流れを見て適切に受診するだけなのですが。 健康診断は、どこの病院でもいいというわけではなく、 国土交通省の指定した病院の医師の印がないと有効になりません。 国交省のサイトに載っています。 この指定病院が、海のある県ですと沢山あり、海無し県は一つも無いということも。 病院側も、指定を受け続けるのに費用が掛かるのか、船員対応をやめてしまう病院もあり、不意打ちを食らうこともあります。 東北、関東、信越などと管轄ごとにPDFでリストが入手できるので、毎年よく確認することが大切です。 PR |
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2019 10,22 20:17 |
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2019 10,22 20:19 |
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これが、35才を超えると、以下が加わります。
35歳以上の者に対し毎回実施するもの
① 検便(ヘモグロビンの有無の検査)
② 血糖検査
③ 心電図検査
④ 血中脂質検査(LDLコレステロール、中性脂肪、HDLコレステロール)
⑤ 肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP)
検便用の便が直ぐに出なくて困る人も中にはいるようで、容器を予め貰っておくというのも手です。
普段からのお酒の飲みすぎ、食習慣なども数値に影響してきます。
およそ1時間~位掛かります。
また、血液検査、検便も加わってくるので、すぐ機械にかけて、すぐに診断結果が出せる病院は多くはありません。
大体の場合、”結果が出るまで一応就業可”という記入を貰い乗船し、10日後移行位に結果を書いたシールが送られてくるか、若しくは再度記入してもらいに赴かなければなりません。
対応は病院によってまちまちなので、僻地で受診した場合、確認が必要です。
料金も、1万~1万5千円位で病院次第です。 大体の場合、領収書をもらい会社で清算します。
以前経験したのですが、最近加わった指定病院に行った際、海技免状の更新の際に健康証明をとるのに利用し、1万円近く取られた事のある病院。 早めの手配、予約を心がけたいものです。
行き付けない病院はよく確認しましょう。
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2019 10,22 20:24 |
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もうひとつの船員手帳健康診断の手段として、35才以上の人は、
”生活習慣病予防健診” というものがあります。 実際は船員保険協会から直接給付されているようなのですが、妙にお得感があります。
※リストの中には船員手帳に記入資格を持っていない、大きな病院も受診可能病院に含まれているので、手帳検診として行こうとする場合は注意が必要です。
更に病院によっては弁当や食事券をくれる所も・・?
但し、受診可能病院が更に限られます。
電話で予約をすると、問診表や、検便容器などが送られてきます。 当日はバリウム検査があるため、朝食は食べられません。 掛かる時間は、2時間弱といったところでしょうか。 下剤を貰って、水を沢山飲む様伝えられて終了です。 この制度を使えば、扶養家族も無料で健康診断を受けることが出来ます。 |
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2019 11,02 04:46 |
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いつもは、千葉健康保険財団で生活習慣病予防特定検診を受けて、手帳検診とするのですが、
今年は一ヶ月前に電話して予約が取れず。・・ 色々考査した結果、近くの指定病院で通常の健康診断を受けることに。 総武線稲毛駅のそばにあります近藤医院。
中はシーンとしています。
予約も電話もせずに受付へ。
待っている患者さんは、ゼロ・・
それでも、検診の旨を伝えると快く受け付けてくださいました。
検尿、身長、体重、血圧、肺活量、握力、心電図、血液検査をやって40分くらいでしょうか。
血液検査は、外部委託なので、すぐに結果はでません。
ドクターより、結果が出るまで一応就業可 の印をいただきました。
結果は、判定後に郵送していただけるようです。 |
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